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【はじめに】
「光ファイバを使用してみよう」と考えるには、それなりの理由があるからその様に考えるのではないかと思います。
何故ならば、電気だけで済むのであれば余計なコストをかける必要もなく、回路を増やして余計なリスクをつくる必要もないので、
それで済むのであればそうするにこしたことはありません。
しかしながら、「どうしてもノイズが入ってしまう」、「長距離を伝送したい」、「電源の供給が困難」などの理由がある場合に
は非常に便利な手段として、「検討したい」と、言うことになるのではないかと思われます。
また、今日の半導体レーザの目覚ましい技術発展によって、レーザマーカーや加工機械などへの利用も増加の一途にあると言えま
す。
とは言っても、"PC研磨"とか"APC研磨"それに"開口数"などと言われても、一般的には使用されない用語が頻繁に出て来て、
「な、何それ?」と、思わざるを得ないことも多いのではないかと思います。
かと言って、ファイバオプティクスは、そんなに深刻に難しいものではなく、部品として簡単に使用できるものであるとも言えま
す。
このページでは、光を使うにあたってのメリットとディメリットや、そのアプリケーションについての簡単な説明をして行きたい
と考えております。
すみませんがいきなりディメリットからです。
まず、第一にはE/O〜O/Eを経るのですから、当然
1)コストが増加します。
また、回路が増えるのですから、当然
2)フィット数が上がるでしょう。
誤解のないよう申し上げておきますが、中継機を頻繁に使用するなどによるアプリケーションでは光を使用した方がコストが下が
ることもありますし、工場内の制御システムなどかなり汎用となって安価で入手できるものもあります。
ただ、一般論としてはやはりコストは上がると思います。
メリットとしては、下記の点があげられます。
1)ノイズレス
2)長距離伝送(または大容量伝送あるいは高速伝送)
3)無給電伝送
などがあげられます。
あくまで"例"です。(既出特許などの調査は行っておりませんので、ご注意ください。)
また、現在広く使用されている通信系やFAの伝送系、それとマーカーなどは割愛させていただきます。
1)遠隔地でのセンシング(気象・地質分野など)
* ダムや橋梁など、人がおいそれと行けないところでも高信頼性、長寿命を得られます。
* 電源設備の無いところでも、敷設が可能です。
2)防爆設備などの伝送。
* あまり欲張ってハイパワーレーザを送り込むのは危険と思いますが・・・
3)仮設線路も可能です。
* 元来、光ファイバケーブルは敷設したらそのままであるのですが、巻きもどして何回も使用可能なケーブルも開発
されています。
短期での科学調査、放送などには非常に便利です。
他のもまだまだあるかと思いますが、使用法や使用部品についてはご相談下さい。
線路や装置、光部品などの選定は、やはり現在汎用で大量に売られている物の利用がコスト的には有利かと思え
ます。
しかしながら、要求されるスペックに対して汎用品では賄いきれない部分も発生してきます。
弊社では、汎用品から特注品までのトータルでのコーディネートにお応えすることが可能です。
尚、元来弊社では、お客様の情報は了解なしには一切外部には出さない方針でおりますが、機密保
持に関する契約をご希望の場合でも対応可能ですので、安心してお問い合わせ下さい。
ご質問・お問い合わせは下記にお願いします。
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